人的資本経営推進サービス
研修の特徴・目的
人的資本経営とは~なぜ今注目されているのか
「人への投資」の推進
人的資本とは、人材を「資本」として捉え、利益や価値を生み出す資産として人材に投資することで企業価値を高める経営の在り方のことです。 人的資本への投資については、岸田首相が2022年1月の国会の所信表明演説で、新しい資本主義のために人的資本や非財務情報の開示ルールを本年中に定めることとともに、①人への投資、②人的資本経営、③人的資本の開示の推進を宣言しています。
人的資本開示の義務化
人的資本開示について、現在日本では義務化の規定はありませんが、2021年6月に改訂されたコーポレートガバナンスコードに、「人的資本や知的財産への投資等についても、自社の経営戦略・経営課題との整合性を意識しつつ分かりやすく具体的に情報を開示・提供すべき※」と示されています。また早ければ、2023年3月期の有価証券報告書から、企業に人的資本情報の開示が義務付けられます。
※参考:株式会社東京証券取引所 「コーポレートガバナンス・コード~会社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上のために~」
//www.jpx.co.jp/equities/listing/cg/tvdivq0000008jdy-att/nlsgeu000005lnul.pdf
投資家からの人的資本開示の要求の高まり
こうした人的資本開示の動きは、2006年に国連責任投資原則が出され、機関投資家に、環境・社会・ガバナンスに対して責任ある投資行動を行い、投資先の企業の成長とともに社会貢献を図ることが求められたことに始まります。その後、2008年のリーマンショックを契機に、財務諸表のみで企業価値を評価することに警鐘が鳴らされ、ESGの活動を含む企業の非財務情報への関心が高まり、人的資本開示のルールや仕組みづくりが始まりました。そして2018年12月に人的資本の情報開示の指標などが定められたISO30414が制定されました。
無形資産への投資による企業価値の向上
2020年の企業価値に占める無形資産割合の調査では、アメリカが企業価値に占める無形資産の割合が90%を占めるのに対し、日本では32%に留まっています。こうした流れを受けて、「知財・無形資産の投資・活用戦略の開示及びガバナンスに関するガイドラインVer1.0※」など、無形資産への投資を増やし企業価値の向上させようという取り組みについての検討が行われています。
※参考:首相官邸 知的財産戦略本部 知財投資・活用戦略の有効な開示及びガバナンスに関する検討会
//www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/tousi_kentokai/governance_guideline/pdf/shiryo1.pdf
人的資本経営とは~人事は具体的に何をすべきか
人的資本の現状や今後の経営戦略を踏まえ、人材戦略を推進
人的資本経営の推進にあたり、人事部に求められる仕事や立場も大きく変わります。これまでの人材戦略は、大量に人を採用し、そこから組織で時間を掛けて人を育てることが中心でしたが、今後は人事部が経営層と一緒に「組織に必要な人材」を考え抜き、その人材を外部から確保するのか、新人・若手を採用して育成するのかなど、組織の人的資本の現状や、今後の経営戦略と合わせて、多様な人材戦略を打っていく必要があります。人事部の経営に関わる重要度はこれまで以上に高くなっています。
人的資本を社内外に開示しながら企業価値を最大化
対外的に求められる人的資本の状態の定量的な開示については、従業員数や平均給与や1人当たり利益などだけでなく、リーダーの資質や従業員エンゲージメント、後継者の育成状況なども含まれていきます。このように、財務情報と同様に、人的資本を社内外に開示しながら、経営に活かし、人事が中心となって人的資本(=企業価値)を最大化することが求められています。
人的資本経営を推進するためのポイント
インソースでは、人的資本開示、人的資本経営の推進をサポートするための、①データ管理システム、②アセスメント、③人材教育・研修、コンサルティングサービスがございます。
Leaf人的資本管理
人的資本の開示にあたって、データを収集することは大変な作業です。組織で多様なシステムを活用している場合、そのような情報を統合管理したり、また組織独自の人的資本の項目を設定するなど、人的資本開示ためのデータの設定・分析・評価の運用をサポートするシステムの導入が欠かせません。人的資本開示によって顕在化した課題に対する教育にも、学習教材の管理や受講者の成績管理、育成課題の解決に向けて適切な管理が求められます。
教育管理システム(LMS)「Leaf(リーフ)」
Leaf人的資本管理~人的資本を可視化し、戦略的に企業価値を向上
※クリックで拡大できます
アセスメントサービス
人材育成や人材開発に、個人の能力・スキルや特性などを、事前に定めた項目に基づき客観的に評価(把握)・分析することも大事です。弊社では目的に応じて多様なアセスメントを開発しており、人的資本経営など、様々な人事戦略にお役立ていただけます。
エンゲージメント診断
社員の組織や仕事に対する考えを可視化します。組織診断、従業員満足度調査としても活用いただけます。
360度評価アセスメント
個人の業務管理・遂行力、コミュニケーション力について、上司や部下・同僚などから多面的に評価します。
管理職向け意識調査
管理職直前、昇進直後の意識レベルを自己評価で分析します。環境分析をはじめ10の能力を見える化します。
ハラスメントリスクアセスメント
完全匿名でテストに回答いただき、従業員の意識や間接的行動の有無などリスク度合いを可視化します。
ストレスチェック支援サービス
労働安全衛生法に定められたストレスチェックの運用を支援します。
※その他にも、特性アセスメント・階層別テスト・ITリテラシーチェックなどがございます。
インソースの人材アセスメントサービス
人的資本経営の本質を理解する
人事に求められる役割は、従来の管理部門や間接部門の在り方とは大きく異なってきます。そのため「人事や経営層は何を知らなければいけないか、何が必要で何を目指せばよいか」そして、「人的資本経営をどのように進めていけば良いのか」を理解したうえで、経営に取り組んでいただく必要があります。
以下の研修プログラムでは、まずは日本や世界で、今人的資本経営が重視されている理由やこれからの見通しなどの本質を理解してます。そのうえで、ISO30414のガイドラインや他社事例などを参考に、自社での具体的な取り組みや次のアクションを考える構成です。
(半日研修)人的資本経営を知る研修~ESGのS(社会)を重視する人材戦略
人的資本と企業価値を高める人材教育・採用支援
人事戦略の中で、どの人的資本に優先的に資本を投下していけばよいかを明確にした後は、具体的な施策の検討にうつります。あるべき姿や個々の従業員の課題に合わせた人材教育以外に、採用WEBの作成や人材紹介、人事評価制度の刷新など、経営戦略と連動した人事施策の検討が求められます。
公開講座コースマップ
人権教育サービスラインナップ(研修、動画教材)
採用支援サービス(人事向け研修、採用ページ作成、人材紹介)
全力Q&A
人的資本経営の推進にあたり、インソースの得意なところを教えてください。
弊社は人的資本経営の推進企業です。人事の方々へ向けた研修・コンサルティングから、制度設計・組織変革に始まり、人的資本の定量化、管理システムの導入、人材教育採用支援などあらゆる支援を一気通貫でできることが強みです。人材教育が主事業であるため、人材教育や人材戦略などの組織のあるべき姿から、逆算をして何をすべき考え、ご支援する人事コンサルティングが得意です。
人的資本経営の研修内容を具体的に知りたいです。
この研修は、特に経営層や人事部長の方に受けていただきたい研修です。日本がスタンダードで考えるのではなく、世界の動きをスタンダードにして学ぶことで、これから必要な、これからの社会に求められている人的資本経営を理解いただけます。また、ISO30414などのガイドラインに沿って、具体的な人的資本の指標を考え、研修後に現場に戻った後も、人事戦略や組織変革など、今後の具体的なアクションに活かしやすい構成としています。
教育効果の測定・定量化などは難しくてずっとできていなかったです。うまくできるものなのでしょうか。
費用対効果も加味して、測定が難しい範囲と可能な範囲があります。ここで重要なのは、難しいからやらない(ゼロ)ではなく、費用対効果を考えて、できる範囲で定量化をすることです。研修後アンケートや試験・テスト、意識・行動変容チェックシート、アクションプランシートなど、状況に合わせて測定手法を考えます。IT研修であればテスト、管理職研修であれば行動変容チェックシートなど、研修の内容によっても対応方法を変えることが必要です。
{{trainingName}}ご検討のお客様からのご質問 ~講師・内容・実施方法など
人的資本経営推進サービスのおすすめプラン
利益や価値を生み出す資産として人材に投資し、企業価値を高める経営ができているかを測る情報を自社の狙い通りに導き出すノウハウと、簡単に抽出するツールを導入する
動画+研修でITパスポート取得を後押しする。通信教育付き研修なら最長6カ月のフォローアップも。個々人の資格取得状況もタレマネシステムで手間なく把握
いつまでも事業を継続できる組織になるために、ESG経営・人権デューデリジェンス・健康経営の要諦をつかんで施策に落とし込めるようになる、管理職層向けパッケージ
人的資本経営推進サービス 旬のプログラム
人的資本経営推進サービス 旬の動画教材・eラーニング
- SDGs導入研修~社会課題の解決と企業活動を結ぶ(冊子教材・テスト付き)
- 経営者視点を育むためのESG投資とSDGs講座
- ミドルマネジメントのための経営戦略講座
- ビジネスと人権~人権デューデリジェンス
- 採用担当者向け研修~自社の魅力を伝え、欲しい人材を獲得する
- 中途社員の受け入れ・オンボーディング~面談で離職防止のために部下と話す5つのこと
- 評価者研修~評価の基本スキルを学ぶ(冊子教材・テスト付き)
- 部下のキャリア開発支援研修
- (管理職向け)ジョブクラフティング~熱意・やりがいをもって働ける環境づくり
- (管理職向け)従業員エンゲージメント向上研修~働きがいのある職場づくりでチームの活性化をはかる(冊子教材・テスト付き)
人的資本経営推進サービスのご提供コンテンツ
【基本】
【戦略人事として経営戦略の立案スキルを高めたい】
【企業理念やビジョンの理解を深め、社内に浸透させたい】
【SDGsやESGについて学びたい】
【社内のコミュニケーションを活性化させたい】
【人的資本の管理を楽にしたい】
【HRテックを活用して人材教育をしたい】
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24卒内定式実施しました!ドミノ電鉄研修は大盛況でした!
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