建設業向け業務改善研修（２日間）

人手不足・長時間労働を解消すべく、業務改善企画を２日間の研修で練り上げる！

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対象者

中堅層
リーダー層
管理職

・作業員の労働環境を改善したい監督者の方
・抜本的な業務改善に取り組みたい現場リーダーの方

よくあるお悩み・ニーズ

業務改善の必要性が高まっているが、どうすればよいのかわからない
建設業が抱える３Ｋのイメージを払拭し、若手人材を定着させたい
業務改善の案を考えるだけでなく、より実効性の高い改善策にまで落とし込みたい

研修内容・特徴outline・feature

２０２４年４月から、労働基準法改正により建設業の残業上限規制が適用されます。また、国土交通省から「建設業働き方改革加速化プログラム」が提示されており、業界全体での働き方改革は喫緊の課題となっています。しかし建設現場ならではの背景もあり、他業界と比べてその解決に向けた取り組みを進めにくいのが現状です。

本研修では、建設業における働き方改革の必要性を再確認したうえで業務改善の進め方を学びます。実際に業務改善企画書を作成した後は、グループ内で発表し受講者同士でフィードバックしながら職場で実現できる内容に仕上げます。目標設定やチーム作りなど、業務改善を進めていくためのポイントも身につけていただけます。

研修のゴールgoal

①建設業における働き方改革推進の重要性が分かる
②業務改善企画書を作成し、現場で実施することを明確にする
③改善策の実効性を高めるためにはどうすればよいのか理解する

研修プログラム例program

研修プログラム例（所要時間：６時間　１回目/２回）
	内容	手法
	１．建設業における働き方改革【ワーク】働き方改革に向けて、自組織において取り組むべきことを洗い出す（１）建設業で働き方改革が必要な理由 ①常態化した長時間労働 ②高齢化の進行 ③３Ｋ（きつい・危険・汚い）を払拭し、若年層の定着を図る（２）働き方改革のポイント ①時間外労働の罰則つき上限規制 ②建設工事における適正な工期設定等のためのガイドライン ③建設業働き方改革加速化プログラム	講義ワーク
	２．建設業における業務改善（１）業務改善とは（２）建設業界で業務改善が滞る背景～建設現場ならではの特性（３）業務改善のポイント（４）業務改善を行うにあたって（５）業務改善の手順（６）建設業の業務改善事例 ①ＩＴ技術を導入し、作業の生産性と効率をアップ ②現場技術者の事務作業を軽減 ③社員同士のコミュニケーションをとる場を設け、働きやすい職場を実現 ④受注基準を見直し、仕事を選別受注	講義
	３．改善対象の抽出【ワーク】自組織の抱える問題を６つの視点で洗い出す	講義ワーク
	４．テーマの選定～改善対象の絞り込み（１）改善テーマを選定するとは（２）改善テーマを選定する基準	講義
	５．現状分析（１）見えない現実を数値化する（２）図表で視覚化して分析する（３）ばらつきと層別で考える（４）動態観察を行う（５）工程分析（流れ図・フロー図作成）を行う（６）パレート図による分析【ワーク】３章で洗い出した問題の分析方法を考える	講義ワーク
	６．原因追究（１）現象と原因（２）原因を徹底的に考える～経験だけに頼らない（３）原因を体系的に考える～特性要因図【ワーク】洗い出した問題から１つ選び、特性要因図を使って分析する	講義ワーク
	７．目標設定（１）なぜ目標を設定するのか　（２）目標設定のポイント	講義
	８．対策の立案・検討（１）対策立案の基本　（２）対策立案のポイント（３）対策検討のポイント	講義
	９．業務改善の進め方（１）メンバーを動かすための工夫　（２）途中経過を検証し計画を修正（３）効果の把握（４）効果を踏まえる（５）改善を定着・継続させる（６）建設業における事例～メンバーの巻き込み方	講義
	１０．業務改善企画書の作成【ワーク】研修を踏まえ、業務改善の企画書を作成する	ワーク

研修プログラム例（所要時間：６時間　２回目/２回）
	内容	手法
	１．業務改善企画書の発表【ワーク】業務改善企画書を発表し、フィードバックし合う	ワーク
	２．今求められている業務改善の意義とは（１）経営のハードルが上がる中での業務改善（２）生産性向上における業務改善の位置づけ	講義
	３．変革目標を設定する（１）将来を考えるための時代認識（２）５年後、１０年後を考える【ワーク】５年後、１０年後のチャンスとピンチ・課題を考える（３）実例から学ぶ変革すべきものの洗い出し方（４）実例から学ぶ変革すべきことの決め方（５）変革目標とＫＰＩの設定【ワーク】自チームの変革目標とＫＰＩを考える	講義ワーク
	４．業務改善で人材や時間を捻出する【ワーク】企画発表した内容を再度照らし合わせ、実行性について最終確認する	講義ワーク
	５．多様な人材で実現するチーム作り（１）違いを特徴として受け止める（２）多様な人材と一緒に働くことのメリット	講義
	６．まとめ【ワーク】研修を踏まえ、明日からなすべきことを具体的に書く	ワーク